Study > 手話言語の相互行為場面研究:文献リスト

ここでは手話言語の相互行為場面を扱った研究を発表年順に列挙しました.海外の動向が追い切れていない可能性がありますが,ある程度まとまった情報としては他にないはずなので意味があるかなとは思います.

掲載の基準は実際の相互行為場面を扱っているかどうかという1点のみです.またろう者同士の相互行為場面だけでなく,ろう者―聴者間の相互行為場面を扱った研究も含まれます.反対に理論的枠組の議論をしているものやアンケートなどによる調査を行っているもの、一人の話者の談話構造などを扱っているものは除外しています.

  • 坊農真弓, 菊地浩平, 大塚和弘 (2011). 手話会話における表現モダリティの継続性. 社会言語科学. 14(1). 126-140. 社会言語科学会.
  • 菊地浩平 (2011). 二者間の手話会話での順番交替における視線移動の分析. 社会言語科学. 14(1). 154-168. 社会言語科学会.
  • 坊農真弓 (2011). 手話会話に対するマルチモーダル分析―手話三人会話の二つの事例分析から. 社会言語科学. 13(2). 20-31. 社会言語科学会.
  • 菊地浩平, 坊農真弓, 大塚和弘 (2011). 手話会話における修復組織の分析. 電子情報通信学会技術研究報告. HCS2010-69. 61-65. (2011-03). 社団法人電子情報通信学会. (3月7-8日, ウェルシーズン浜名湖)
  • 菊地浩平, 坊農真弓. 2011 遠隔通信環境下での多人数手話会話場面における参与構造の分析. 接触場面・参加者・相互行為-接触場面の言語管理研究 vol.9-. 村岡英裕編. 千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第238集. 41-50.
  • 菊地浩平, 坊農真弓, 中西英之, 黒田和宏, 河野純大. テレプレゼンスシステムを利用した手話・音声会話場面での視線一致の分析. 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会資料. 61. 23-27.
  • 坊農真弓 (2010). 手話会話における分裂: 視覚的インタラクションと参与枠組み. インタラクションの境界と接続: サル・人・会話研究から. 木村大治, 中村美知夫, 高梨克也編. 165-184. 京都: 昭和堂.
  • 亀井伸孝 (2010). 実感されるろう文化: コミュニケーションの逸脱の事例. インタラクションの境界と接続: サル・人・会話研究から. 木村大治, 中村美知夫, 高梨克也編. 110-122. 京都: 昭和堂.
  • 坊農真弓, 菊地浩平 (2010). 手話会話分析のための書き起こし手法構築. 社会言語科学会 第25回大会発表論文集.社会言語科学会. (3月13-14日. 慶應義塾大学日吉キャンパス)
  • 菊地浩平, 坊農真弓 (2010). 遠隔通信環境下での手話コミュニケーション場面の分析. 社会言語科学会 第25回大会発表論文集.社会言語科学会. (3月13-14日. 慶應義塾大学日吉キャンパス)
  • 菊地浩平 (2008c). 日本手話会話におけるターン・テイキング・メカニズム, 言語生成と言語管理の学際的研究―接触場面の言語管理研究 vol.6― (村岡英裕編). 千葉大学人文社会科学研究科 プロジェクト研究報告書第198集. 77-95. 千葉大学.
  • 菊地浩平 (2008b). 日本手話会話におけるターン・テイキング・メカニズム―移行適格場はどのようにして構成されるか―. 社会言語科学会 第21回大会発表論文集. . 社会言語科学会第21回大会実行委員会.
  • 菊地浩平 (2008a). 日本手話会話におけるターン・テイキング・メカニズム: 隣接応答ペアのシグナルの分析. 手話学研究, vol.17. 29-46. 日本手話学会.
  • 堀内 靖雄, 亀崎 紘子, 西田 昌史, 黒岩 眞吾, 市川 熹 (2008). 日本手話におけるうなずきと接続詞の分析. 信学技報 TECHNICAL REPORT OF IEICE. 108(67). 91-96. 社団法人電子情報通信学会.
  • 菊地浩平 (2007). 日本手話話者の調整行動バラエティの検討. 言語管理研究会 第1回年次研究発表会. 2-5. 言語管理研究会.
  • 菊地浩平 (2007). 研究ノート: 日本手話会話調査場面における調査協力者の調整行動. 接触場面と言語管理の学際的研究―接触場面の言語管理研究 vol.5― (村岡英裕編). 千葉大学人文社会科学研究科 プロジェクト研究報告書 第154集. 53-65. 千葉大学.
  • 坊農真弓, 高梨克也 (2007). 手話談話における空間と視点―手話研究とジェスチャー研究の接点―. 日本手話学会第33回大会予稿集. 日本手話学会第33回大会実行委員会.
  • 坊農真弓, 山中照章 (2007). 手話三者会話における話者交替についての準備的考察. 日本手話学会 第33回大会予稿集. 日本手話学会第33回大会実行委員会.
  • 菊地浩平 (2006). 手話言語の言語管理研究に向けて. 多文化共生社会における言語管理―接触場面の言語管理研究 vol4― (村岡英裕編). 千葉大学社会文化科学研究所 研究プロジェクト報告書第129集. 79-90. 千葉大社会文化科学研究科.
  • 寺内 美奈, 久保 敦, 長嶋 祐二 (2006). 遅延環境における手話対話の発話交替解析. 電子情報通信学会技術研究報告. WIT2006-11. 59-64. 社団法人電子情報通信学会.
  • 今井 裕子, 堀内 靖雄, 山崎 志織. (2006). 日本手話対話における発話末のうなずきタイミングの分析. 言語・音声理解と対話処理研究会. 48. 7-12. 人工知能学会.
  • 堀内靖雄, 山崎志織, 時田佳子, 西田昌史, 市川熹 (2006). 自然手話対話における話者交替現象に関する考察. 日本手話学会 第31回大会予稿集. . 日本手話学会.
  • 堀内靖雄, 時田佳子, 西田昌史, 市川熹 (2005). 自然手話対話における話者交替現象の分析. 電子情報通信学会技術研究報告. WIT2005-9. 45-50. 社団法人電子情報通信学会.
  • 堀内靖雄, 山﨑志織, 西田昌史, 市川熹 (2005). 日本手話対話の話者交替に関する手話言語の特徴. ヒューマンインターフェース学会論文誌. 8(1). 1-8. ヒューマンインターフェース学会.
  • 菊地浩平 (2005c). 手話言語使用接触場面における話順交替―Gapの調整を中心に―. 修士論文:千葉大学大学院 文学研究科.
  • 菊地浩平 (2005b). 会話研究のための話順交替モデルの提案. 日本手話学会 第31回大会予稿集, 27-30. 日本手話学会第31回大会実行委員会.
  • 菊地浩平 (2005a). 日本手話における移行適格場の検討-重なりの構成に焦点をあてて-. 社会言語科学会第16回研究大会予稿集, 172-175. 社会言語科学会第16回大会実行委員会.
  • 時田佳子, 堀内靖雄, 西田昌史, 市川熹 (2004). 自然手話対話における話者交替に関する予備的検討. 電子情報通信学会技術報告, HC2004-28. 39-44. 電子情報通信学会.
  • Keating, Elizabeth and Mirus, Gene (2003). American Sign Language in virtual space: Interactions between deaf users of computer-mediated video communication and the impact of technology on language practices. Language in Society. 32. 693-714.
  • 寺内美奈, 長嶋祐二, 神田和幸 (2003). 手話自由対話における手指信号および非手指信号の相関関係について. 電子情報通信学会技術研究報告. WIT2002-79. 13-8, 電子情報通信学会
  • van Herreweghe, Mieke (2002). Turn-Taking mechanism and Active Participation in Meeting with Deaf and Hearing Participants in Flanders. In Ceil Lucas (ed.) Turn-Taking, Fingerspelling and Contact in Signed Languages, The Sociolinguistics in Deaf Communities Series, vol.8, 73-106, Washington: Gallaudet University Press
  • 寺内美奈, 高田健, 西澤弘行, 長島祐二 (2002). 手話会話におけるターンテイキングに関する基礎検討, 電子情報通信学会技術研究報告, vol.101(703), WIT2001-43: 1-6, 電子情報通信学会
  • 寺内美奈, 長嶋祐二 (2002). 手話対話における話題転換のタイミングに関する実験的検討. 電子情報通信学会 技術研究報告, PRMU2002-79: 51-5. 電子情報通信学会.
  • 土肥修, 長嶋祐二, 寺内美奈, 堀内靖雄, 市川熹. (2002). 手話対話における頷きの影響に関する実験的検討. 信学技報 TECHNICAL REPORT OF IEICE, PRMU2002-78. 45-50. 電子情報通信学会.
  • Mesch, Johanna (2001) Tactile Sign Language: Turn taking and questions in signed conversation of deaf-blind people. International studies on sign language and communication of the deaf, volume 38. Germany: Fuldaer Verlagsanstalt.
  • Coates, Jennifer and Sutton-Spence, Rachel. (2001). Turn-taking patterns in deaf conversation. Journal of Sociolinguistics. 5. 507-529.
  • Dively, Valerie L. (1998). Conversational repairs in ASL. In Ceil Lucas (ed.) Pinky Extension and Eye Gaze: Language Use in Deaf Community. 137-168. Washington DC: Gallaudet University Press.
  • 鳥越隆士, 小川珠美 (1997). 手話でいかに会話が進行するか―発話交替時の重なりを中心に―. 手話学研究. 14(1) 13-20. 日本手話学会.
  • * McIlvenny, Paul. (1995). Seeing Conversations: Analysing Sign Language Talk. In Paul ten Have & George Psathas (Eds), Situated Order: Studies in the Social Organisation of Talk and Embodied Activities. Washington, DC: University Press of America.
  • Martinez, Liza B. (1995). Turn-taking and Eye Gaze in Sign Conversations Between Deaf Filipinos. In Ceil Lucas (ed.) Sociolinguistics in DEAF Communities, The Sociolinguistics in Deaf Communities Series, vol.1, 272-306, Washington: Gallaudet University Press
  • Gerner de Garcia. B. (1995). Communication and Langauge Use in Spanish-Speaking Families with Deaf Children. In Ceil Lucas Ced.) Sociolinguistics in DEAF Communities, The Sociolinguistics in Deaf Communities Series. vol.1. 221-54. Washington, DC: Gallaudet University Press
  • Davis, J. and Supalla, S. (1995). A Sociolinguistic Description of Sign Language Use in a Navajo Family. In Ceil Lucas Ced.) Sociolinguistics in DEAF Communities, The Sociolinguistics in Deaf Communities Series. vol.1. 77-106. Washington, DC: Gallaudet University Press
  • * McIlvenny, Paul and Raudaskoski, P. (1994). Sign Language and Deaf Interaction: A Preliminary Study of Sign Talk in Northern Finland. In Ahlgren, I, Bergman, B. & Brennan, M. (eds.) Perspectives in Sign Language Usage. International Sign Language Association.
  • Martinez, Liza B. (1993). Eye-gaze as an element in Filipino Sign Language discourse. Communication Forum 1992-93. Washington, DC: Gallaudet University Press.
  • Grosjean, François. and Lane, Harlan L. (1977) Pauses and syntax in American Sign Language. Cognition. 5. 101-17.
  • Baker, Charlotte. (1977). Regulators and turntaking in American Sign Language. In Friedman, L.(ed.), On The Other Hand: New Perspectives on American Sign Language. 215-36. Academic Press.

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