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2007年12月18日

生産的な議論にはなりませんでした

 「ダウンロード違法化」が不可避に——12月18日に開かれた、「私的録音録画小委員会」(文化庁長官の諮問機関・文化審議会著作権分科会内)で、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方向性がまとまった。

私的録音録画小委員会:反対意見多数でも「ダウンロード違法化」のなぜ (1/2) - ITmedia Newsより引用)

ダウンロードこの議論にはずっと注目していていろいろなところの記事を追っかけてきましたが,この度めでたく方針が決まったとのこと.皮肉です.納得がいかないので,言いたいことを言います.

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2007年11月21日

あなたも,わたしも

日本に入国する外国人に指紋採取と顔写真の提出を義務付ける改正出入国管理・難民認定法が20日、施行された。テロリストが偽造旅券を使って入国するのを防ぐため、指紋をスキャナーで読み取り、顔写真を撮影する個人識別システムを導入したのが特徴。新システムは同日、全国の空港と港で一斉に運用が始まったが、日本弁護士連合会などは「プライバシーの侵害だ」などと批判している。

(NIKKEI NET(日経ネット):社会ニュース-内外の事件・事故や社会問題から話題のニュースまで より引用)

「外国人」の指紋今日はこのニュース.とても哀しい気分です.

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2007年11月13日

結論を急がないで考えてみる

連載「溶けゆく日本人」第4部のテーマは「快適の代償」。日々向上する生活の便利さの半面で、皮肉な現象が次々に起こっている。そんな「代償」を追う。

(【溶けゆく日本人】快適の代償(1) 待てない人々 数分間でイライラ - MSN産経ニュース より引用)

mobile phone様々な場面でいろいろなことが便利になっていく(高速化していく)一方で失われていくものがあるのではないか,というのは主張としてはわからなくもない.ただ,主張をそのまま受け入れてしまっては面白くないので,ここではとりあえず「待てないのはほんとに快適さの代償なの?」と言ってみます.

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2007年9月14日

固形ラード

この記事を読んでいて思ったことが1つ.参院選前後が特に顕著だったように思いますが,自民党,ほとんど死んでましたよね.やることなすこと批判を浴びないものはなかったという意味ではなくて,活力が失せていたというか.TVなどのメディアに出て来るのをたまに見かけても皆さんどよーんとしていた印象があります.

ところが先日の辞任を受けて総裁選の話題が出て来るやいなや,あっという間に息を吹き返しましたね.各派閥内外で,協定を結ぼうとしたり候補を擁立しようとしたり,いろいろと交渉が行われているらしいというのは報道にあるとおり.ほんの少し前に末期的様相を見せていた人たちとは思えないほど精力的に活動しています.実際のところ大きな問題なのでしょうし,早急に対応するべき状況なのは確かにそうかもしれません.ただ,ここ数日の彼/彼女らを見ていると,とても脂ぎっていて,触ると手がベトベトになりそうな,固形ラードを見ているような気分になります.

派閥・密室・談合政治は嫌だとかそういうことよりも,というかむしろそれはどうでもいい話(私は必ずしもそれらが悪だとは思っていません)で,あまりの気色の豹変に呆気にとられたというのが率直な感想です.

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IBM: BSLの翻訳システムを開発

米IBMは9月12日、話し言葉を自動的にブリティッシュ手話(British Sign Language、BSL)に翻訳するシステム「SiSi(Say It Sign It)」を開発したと発表した。SiSiが訳した手話は、「アバター」が表現する。
音声認識モジュールが話し言葉をテキストに変換し、SiSiが手話に翻訳、アバターの動きに転換するという仕組みだ。
手話で話すアバターは、PCやテレビ、会議室のディスプレイなどのコーナーに表示され、ユーザーは表示サイズやアバターの外見を設定することができるという。
手話をするアバターと特殊な動作をアニメーション化する技術は、イーストアングリア大学の開発、手話のデータベースはRoyal National Institute for Deaf People(RNID)の開発によるもの。SiSiはIBMの世界的な学生インターンプログラム「Extreme Blue」の一環として、IBM Hursleyのリサーチチームにより英国で開発されている。

(IBM、話し言葉を手話に翻訳するシステムを開発 - ITmedia News より引用)

実物,見てみたいですね.「アバターが表現する」とある訳ですがNMSなんかはどう表現されるのか,微妙なニュアンスなどがどう解釈されて表現されるのか,それらを総合した利用者の満足度や実用場面での感想などなど,システムの評価自体も大いに気になるところです.それぞれの手話言語ごとに異なる部分はあるはずなので日本手話の場合にはまた別のシステムが必要にはなってくるのだと思いますが,海外の研究論文などを見ていると共通する部分はけして少なくないようにみえるので,流用できる(というか共有できる,かな)部分は案外多いのではないかという気がしています.

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2007年9月13日

政局に触れてみようか

更新情報:4件
「Study > 関連書籍」にたまっていたものを追加.まだかなり残っています...
「Study > 文献リスト」にたまっていたものを追加.これもまだかなり残っています...
「Hobby > デザイン実験室 > Table」を作りました.テーブルの装飾に関するいろいろを扱ってみようと思います.
「Hobby > PCの部屋 > お勧めのソフトウェア」にいくつか追加しました.何を追加したのかよくわからなくなっています.

更新情報だけ書くのもあれかなと思ったので,政局にでも触れてみようかとおもいます.記事の引用だけですが.

The prospect of a DPJ(Democratic party of Japan = 民主党) victory in the next lower house election is superficially attractive, because it could be the dawn of a new era of multi-party democratic politics after decades of LDP(Liberal Democratic Party = 自民党) dominance. But there is no guarantee that the DPJ, led by an old-fashioned politician who defected from the LDP, would be any better than the incumbents.
(中略)
Japan needs a leader with the charisma and political tact - and therefore the popularity and the staying power - of Mr Koizumi, but with a little more substance and determination than he displayed when it comes to the vital business of modernisation and reform. Sadly, there are no obvious candidates waiting in the wings.

(FT.com / Home UK / UK - Back to the past in Japanese politics より引用)

本文はもっと長いです.引用した後半部分については納得しかねますが,まぁ,冷静な批評ですよね.無責任だなんだとまくし立てたり自社の主張と絡めようとしてばかりいないで普通に報道してくれればいいのにと思います,日本のメディアも.

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2007年9月 8日

それはふっかけ過ぎなのでは

フォティーンフォティ技術研究所は3日、ファイル交換ソフト「Winny」のネットワークにおいて、指定した任意ファイルの発信者IPアドレスを特定し、情報漏洩が発生した際の事後対策を支援するためのツール「WinnyRader」を発売した。
(中略)
WinnyRaderでIPアドレスを把握した情報漏洩の当事者(企業)は、ISPなどに連絡し、指定したファイルを保持するユーザーにファイルを削除してもらうよう依頼することなどが可能となる。同社では、Winnyネットワークで発生した情報漏洩の事後処理や経過観察に有効としている。
WinnyRaderの提供形態は、自社の情報漏洩対策などに利用できるエンドユーザー用の「WinnyRader End User Edition」と、第三者に情報漏洩の事後対策コンサルティングを行なうサービス事業者用の「WinnyRader Service Provider Edition」がある。料金は、ともに500万円。

「Internet Watch - Winny流出ファイルの保有IPアドレスを特定、情報漏洩の事後対策ツール」より引用

他に競合する業者がいないからなんでしょうけれど,いくらなんでもファイル保持者にISP経由で削除依頼するのを補助することができる(あるいはそれしかできない)ソフトウェアの料金が500万円というのはふっかけ過ぎだと思います.記事を読む限りでは十全な機能が備わっているとはとても思えないシロモノです.

  • ファイルサイズやハッシュはどうとでも変えられるのでファイルの特定が完全に成功するとは思えない
  • また,流出そのものを止められるわけではないので情報統制の決定打になるわけではない=つまりWinny対策足り得ない
  • ということは「どのくらいひろまっちゃったかなぁ」というのを眺めるだけのものになるのではないか
  • そもそもこのソフトウェアが稼働しているクライアントのIPアドレスを弾かれたら手も足もでないのではないですかね.ファイアウォールはとっても優秀です.
  • そういえば通信の秘密はどうなるのでしょうか
  • だいたい,こんなソフトウェアを導入しなければならないような企業は信用できるのか

などなどの疑問が残るわけです.最後のは蛇足ですが.まぁ,実際のところどうなのかはわかりませんけどもね.

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