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2010年5月 3日

身体化された読書

ニュースを流し読みしてたらこんな記事を見つけたのでエントリ.電子書籍の登場で読書は変わるか,という問いに私なら違った意味で「たぶん変わらない」と答えますという話です.

--たとえば、キンドルに日本語版が出たら、私たちの読書は変わるだろうか。

◆日米では、読書習慣や出版文化が明確に違う。しかもそれは急には変わらない。米国人にとって「読書は消費」だといわれており、バカンスに本を4~5冊持って行き読み終わったら捨てて帰る人が多いという。日本人は紙質や装丁にこだわり、読み終えても取っておく人が多い。米国で成功したから日本でもというのは、分析が足りないと思う。

(電子書籍:「元年」出版界に危機感 東京電機大出版局長・植村八潮さんに聞く - 毎日jp(毎日新聞) より引用)

引用したあたりの話については概ね同意するものの,言い足りないんじゃないかなと思うところがあったのでここではちょっと違った視点から考えてみました.ポイントは読書を「身体化された活動」として考えるということ.(電子書籍のほうがいい!とか,紙以外は認めない!とか,読書の本質とは!みたいな,そういうことを言うつもりはまったくありませんので念のためお断りしておきます.)

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2008年7月 3日

論文・レポートでのコピー&ペースト検知

学生らがインターネット上の情報をコピーし、リポートや論文に張り付けて(ペースト)盗用する、いわゆる「コピペ」検出のため、米国の教育現場で広く利用されている不正摘発ネットサービスが秋にも、日本語への対応を始める。

(FujiSankei Business i. 産業/「コピペ」摘発サービス上陸 学生論文不正許さん ネット盗用、瞬時判定より引用)

いわゆるコピペって世界的に問題視されてるんですね.アメリカの教育現場ではすでに広く利用されているとのことですが,摘発するだけで終わっちゃもったいないよ?ということでエントリ.

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2008年6月 4日

必要なのは制度の検証では? : 法科大学院の底上げ検討

司法試験の合格者数増加に伴い、法曹の質の低下が懸念されている問題で、政府は法科大学院で教える最低限の内容を示す「コア・カリキュラム」策定の検討に入った。
 法科大学院ごとに異なる教育内容の大部分を共通化し、教育の質を保証し向上させようとするものだ。中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)で検討を進め、今後2年間で結論を出す方針だ。

(YOMIURI ONLINE: 法科大学院の底上げ検討,必須科目の拡充を軸により引用)

「法曹の質の低下が懸念されている問題」とか言ってますけど,ほんとにそうですか?

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2008年4月18日

ろう映画ってなんだろう

「きこえる人(聴者)が制作したものです」と映像の冒頭にあるように,ろう者の大館信宏さんが制作したろう映画の撮影現場や上映会を,聴者の河原由香里さんが取材して作ったドキュメント.11分ほどの短いドキュメントですが,よいプログラムだと思いました(手話通訳の字幕がもうちょっとちゃんとしててもいいんじゃないかなとは感じましたが).

大館さんがやっているプロディアはデフ・ムービー・エンターテインメントを広げていこうという理念のもとで活動している映画制作団体ですね.直近の上映会が大阪のようで,ちょっと足を運ぶには遠いのが残念ですが,こちらでやる機会をみつけて行ってみたいなと思いました.作品の持っている視点もデフ・ジョークをテーマにしたもののようで,おもしろそうです.

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2008年4月12日

実名で何かを書くことの意味

日経BP:企業経営に生かすBlog道以下の記事について.ちょっと長いです.

  優秀な学生と若手社会人と接して今更ながらに驚いたのは,実名でブログ発信をしたり,先輩諸氏に堂々とメールを出したりできない「ビビリな若者たち」が多かったことです。LabITの会でご一緒したグーグル シニアプロダクトマネージャの及川卓也さんも指摘されていた通り,実名でブログ発信をしなければ検索した時にヒットせず,「存在していないのも同じ」なのです。

(日経BP:企業経営に生かすBlog道「ビビリな若者たちよ!! 実名ブログで自分を「見える化」する勇気を!!」より引用)

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2008年2月15日

AO入試は大学の力になるか

入試シーズン真っ只中の2月ですが,こんな記事が出ています.ちょっと気になったのでご紹介.

 面接などを重視して合否を決めるアドミッション・オフィス(AO)入試について、廃止を含む見直しの動きが国公立大で広がっている。九州大法学部は、通常の学科試験を受けた学生よりも入学後の成績が低い傾向があるとして、2010年度入試から廃止する方針を決定。筑波大や一橋大も一部で廃止を決めた。AO入試を導入する大学は私大も含めて増え続けているが、「学力低下を招く」との批判も出ており、AO入試は転機を迎えつつある。

(asahi.com : AO入試,廃止の動き 九大・筑波大など 「成績低い」-教育より引用)

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2007年12月26日

DoCoMoがGoogleと提携

ちょっとびっくりしたニュースだったのでご紹介.

NTTドコモはインターネット検索世界最大手の米グーグルと提携する。来春にもグーグルの検索やメール機能をドコモの携帯電話向けネットサービス「iモード」に組み込むほか、グーグルの技術を活用した新機能の開発や新型端末の導入を検討する。ドコモは自社で通信のインフラからサービスまで一貫して手がける路線を転換。iモードを事実上他社に開放して携帯とパソコンが垣根を超えてサービスを共有できる環境を整え、KDDIなど競合他社に対抗する。

(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース-企業の事業戦略、合併や提携から決算や人事まで速報 より引用)

DoCoMo x GoogleDoCoMoの,これは英断でしょうね.自分でなんでもかんでもやらないということだけではなくて,それが他社にiモードを開放することになってもよいという判断をしたことについて,そう思います.

ただ,ひとつ気になるのは国内の携帯端末サービスがGoogle一辺倒になるかもしれないけど,それはいい選択なのかどうか,ということ.ユーザーに選択の余地が無くな(ってしまうかもしれない状況に陥)るのはあまり歓迎できることではないんじゃないかなと思うわけです.デスクトップ環境と携帯端末とのサービス共有ということが目的なのであれば,例えばYahoo!があるし,gooがあるし,excite!があるし,livedoorがあるし,MSNがあるし,という感じでいろいろな他の選択肢があるはずなんです.ユーザーにとってはそういう自分の好きなもののなかから選択して使えるほうがいいはずだし,国内のサービス業者(DoCoMoも含めて)にとってもチャンスにつながるんじゃないかなぁと.

短期的には他社も対応していかざるをえないのでしょうが,中・長期的に考えてみて,GoogleあるいはDoCoMoのひとり勝ちにならないよう,選択の幅を広げる方向にもっていって欲しいなと思いました.

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