« たのしいぱそこんせいかつ:おまけ編 | メイン | 記事の移動とカテゴリの再構成中 »

報告書,入稿さる [weblogs]

更新情報:1件
「Hobby > デザイン実験室 > Letters」に"影付き文字 2"を追加してみました.自分ではわりと気に入っているんですが,驚くほど非実用的です.

赤だらけ昨年末からのタスクだった報告書,ようやく入稿しました.今回私は「日本手話会話におけるターン・テイキング・メカニズム Turn-taking mechanism in Japanese Sign Language conversations」というタイトルで書いています.日本手話の2者間会話を複合移行適格場(Ford & Thompson 1996)と反応的トークン(Clancy et al 1996)の2つの枠組を使って検討したもので,もう少し精緻化しないといけませんが,日本手話会話でのターン・テイキングを4つのタイプに分け,どういうメカニズムでそれらが実現されているのかというモデルを作ってみました.

今の段階では形式的分類がひとまずできあがった段階で,これから機能的分類について検討する必要がありそうだと思っています.つまりターン・テイキングのタイプごとに,担う談話上の機能や相互行為上の特徴が少しずつ違っているようだという観察を現時点でしているわけですが,これをどのように説明できるかをさらに考えようと思っています.

この報告書は電子版が近くできあがると千葉大学のリポジトリに登録されます.興味のある方は千葉大学 学術成果リポジトリまで.検索すると以前の報告書も含めて閲覧できるはずです.あるいは出来上がった報告書を直接読みたいという場合は,20部ほど抜き刷りの代わりにもらえることになっているのでご連絡ください.送付させていただきます.私個人の論文についてはこのサイトからダウンロードして読めるようにしようと思っています.

  • Ford, C. E. Thompson, S. A. 1996, "Interactional units in conversation: Syntactic, intonational, and pragmatic resources for the management of turns", Interaction and Grammar, (eds. Ochs, E., Schegloff, E.A., and Thompson, S.A.), pp134-84. Cambridge: Cambridge University Press.
  • Clancy, P. M., Thompson, S. A., Suzuki, R. & Tao, H, 1996, "The conversational use of reactive tokens in English, Japanese, and Mandarin", Journal of Pragmatics, 26, pp.355-87, Cambridge University Press

続きのほうは裏話的な何かです.

2月半ばに一通り確認をして校正稿をだしてもらったんですが,見てみたら赤が入るわ入るわ,結局写真のようなことになりました.付箋だらけですね.直してもらった校正稿の第2版を見てもまだいくつか修正が必要なところが残っていて,たぶん出来上がったものを見ても,やっぱりいくつか「ここが残ってたか・・・」という箇所があるんじゃないかと思いますけれどもねf^-^;

しかし今年は(今年もというべきか)作業がえらく長く感じられました.前回よりも寄稿者が多いというのもありますけれど,マンパワーが不足気味だったのはキツかったです.「校正は目から血が出るまでやれ」というのは某先生の言ですが,さすがにそこまではできず(でも鼻からは出た).何回も見てると間違いもわからなくなりますしね.

次にやるときは思いっきり仕事をぶんなげてやろうと思います.当たった人はがんばってください:-p

トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL: http://dormouse.oops.jp/mtc/mt-tb.cgi/38

(スパム対策として当該エントリへのリンクが含まれないトラックバックを弾いています)

以下の一覧は、このエントリーを参照しています:  報告書,入稿さる

コメント (0)

コメントを投稿

(コメントは承認制をとっているため,公開されるまで時間がかかる場合があります)


画像の中に見える文字を入力してください。