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日本手話のReactive Tokens [memorandum]

昨日は寝っ転がって考え事をしていたらそのまま寝てしまったみたいで,今日は寒さで目が覚めました.朝方は予想以上に冷え込みますね.まぁ自業自得なんですが,状態異常:「疲れた体」「肩こり」にくわえて「おなかが痛い」になりました.すべての効果が合わさると,必殺技「なにもはかどらない」が発動します.
えぇい

まぁそれはさておき.ここ最近は日本手話の会話を眺めながら,Clancy et al (1996)でいうReactive Tokensとして分類できそうなものを探しています.つまり,参加者たちが,自分が聞き手になっている場合どこで,どういうふうに,どんな発話を開始しているのかというのを考えています.そこから少し拡張してみて,例えば隣接ペアのBパートに「うなずきN」があらわれた場合や,相手の発話内容がよく理解できなかった場合に表示される「前傾姿勢PF」は,サイン(手話)が表示されていなくてもターンと見なしていいだろうなとか,そのあたりの分類をしていろいろ考えています.

ざっと眺めてみると日本手話の会話にはRTsがとても多くて,特にオーバーラップがある箇所ではほとんどの場合RTsが出てきています(経験的にもそうなんだろうなと思うのですがどうでしょうか).これは日本手話の会話での特徴と思われる重なりの多さ・長さと関連していそうな気がしています.Baker(1977)などの先行研究で挙げられた多くのシグナルは,このことからもっとターン・テイキングと絡めて説明できるかもしれません.

  • Clancy, P. M., Thompson, S. A., Suzuki, R. & Tao, H, 1996, The conversational use of reactive tokens in English, Japanese, and Mandarin, Journal of Pragmatics, 26, pp.355-87
  • Baker, C., 1977, Regulation and turn-taking in American Sign Language discourse, On The Other Hand: New Perspectives on American Sign Language (eds. Friedman, L.), pp.215-36, Academic Press

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