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プラクティカルな問題提起をしよう [weblogs]

調べ物をしていたら「Googleが言語横断検索エンジンをローンチへ」というページがヒットしたのですけれども,どうにも言語断に見えてしまい,いったいどんな検索エンジンなのか,しばし悩む午前7時.おはようございます.

さて.

結局のところ,取り組むべき問題をイデオロギカルにしか提示できないではどうしようもなくて,それは根拠がないとか,わかりにくいとか,共感できないとかいう以前の話.戦略的にはありうるかもしれないけれど,効果的な問題提起の仕方ではないと思います.言い方を変えれば,問題提起をした後の様々な実践に結びつくような問題提起をする必要があるだろうと思うわけです.例えば「何の,どこに,どのような問題があって(あると認識していて),それに対するどんな議論の可能性があるのか,議論の進展によって何が見えてくるのか」が総体として見えていること.もしくはそれを描くことが直ぐにはできないにしても,描こうとすることで問題の共有が可能になります.これが基本.

もう1つ付け加えておくと,問題を扱うときの前提として,埋もれていた知見や従来の議論を継承する,または援用することは議論のための重要な手がかりになりますが,同時に現在進行中の議論や流れに鑑みて引き継ごうとしているものは有効なのかどうか,オルタナティブを提示することはできないのかどうか,などなどの検討が必要なのは言うまでもありません.当然,持論をことさら強調するばかりでは「ふりだしに戻る」ですから,この点にも気をつけなければならないでしょう.

いや,自分の研究姿勢の話ですよ.だけではないですけれども.

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