« 「おいしい」のゲシュタルト崩壊 | メイン | Mobilesign (手話の検索) »

言語管理研究会 第1回年次研究発表会 [workshop]

2007年3月10日(土)は言語管理研究会の第1回年次研究発表会でした.第1部が研究発表3件,第2部がワークショップでプロセス研究の可能性についてのディスカッションという感じ.発表者としてエントリーしていたので,今回は「日本手話話者の調整行動バラエティ」というタイトルで発表してきました.相変わらずのミニマリズムでしたが,落としどころは妥当だったのではないかと自己評価しています.うまくいったかどうかはわかりませんが.

ワークショップのほうは,いろんな方が参加していておもしろい議論ができたように思います.お茶大の博士課程に在籍している楊虹さんから提供していただいたデータを元に(未発表のものでした.ふつうはあり得ないですよね.ありがたいことです),「参加者の意識」,「談話のプロセス」,「場面の構築」という3つの問題提起にそってディスカッションに入りました.

どのグループでも重要だと指摘されていたのは,参加者の認識を捉えることの意義.私は「談話のプロセス」のグループに入ってあーでもないこーでもないと考えていましたが,プロダクトとして出てきている談話(あるいは文字化された資料)には私も含めて何人もの参加者がいたわけです.その参加者たちがどんな目的をもっていて,どこに向かおうとしていたのか,お互いのことをどう認識していてどんな評価をし合っていたのか,それはどう変化した/変化しなかったのか,といったことを積極的に分析に取り入れて当事者に接近していくことがプロセス研究のコアだし重要なのだろうという共通した理解が最後に出てきたのはおもしろかったし,これまでの研究会の活動のひとつの成果だろうと思います.

トラックバック (0)

このエントリーのトラックバックURL: http://dormouse.oops.jp/mtc/mt-tb.cgi/128

(スパム対策として当該エントリへのリンクが含まれないトラックバックを弾いています)

以下の一覧は、このエントリーを参照しています:  言語管理研究会 第1回年次研究発表会

コメント (0)

コメントを投稿

(コメントは承認制をとっているため,公開されるまで時間がかかる場合があります)


画像の中に見える文字を入力してください。